宝石

アクアマリン(藍玉)の色・性質の特徴から言葉・意味まで

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3月の誕生石として知られているアクアマリンですが、この石は水や海と深い関わりがあり、昔から色々なストーリーを生んできました。

 

この記事では、アクアマリンのそうしたストーリーから、パワーストーンとしての意味・石言葉など幅広い知識を紹介していきたいと思います!

アクアマリンの基本データ

鉱物名 (英語)アクアマリン (Aquamarine)
別名、略称藍玉(らんぎょく)、水宝玉、夜の女王
主な産地ブラジル、スリランカ、マダガスカル、ロシアなど
主な色水色、青、空色など
構造六方晶系
硬度7.5
比重2.65 ~ 2.80
屈折率1.56 ~ 1.60
光沢ガラス光沢
岩石の成分Be3Al2Si6O18

 

アクアマリンの名前の由来

アクアマリンの名前の由来は、「水」を意味するラテン語のaqua と「海」を意味するラテン語のmare が転じたmarine (マリーン)からきています。

その名の通り、海の水のような澄んだ青色をしていることから名付けられました。

 

また、アクアマリンには海底に住む美しい妖精の宝物が、浜に打ち上げられて宝石になったと言う神話があります。

 

そのように、アクアマリンは海や水と強い結びつきがある宝石です。

 

日本語の藍玉に使われている「藍」は植物に由来する色で、英語だとインディゴなので出自は異なるようです。

 

19世紀ごろは海緑色が珍重されていましたが、現在では空青色が好まれています。

 

アクアマリンのストーリー

アクアマリンは鉱物的な特徴は、特筆すべきものはないのですが、その分サイドストーリー的なものはたくさんあります。

 

そこで、アクアマリンについて代表的な「お話」をいくつか紹介したいと思います。

アクアマリンのストーリー
  • アクアマリン?アクワマリン?正しいのはどっち?
  • 海に関するお話がたくさんある
  • アクアマリンの中で、最高級なものは〇〇

 

1. アクアマリン?アクワマリン?正しいのはどっち?

宝石店などに行った時、アクアマリンが アク”ワ”マリンと表示されているのを見て、不思議に思ったことがある人も多いのではないでしょうか?

 

実は、日本ジュエリー協会が正式に認めているのは、実は「アクワマリン」の方なのです。なぜそうなったのかは定かではないですが、英語の発音に近い方を採用したのではないでしょうか?

 

しかし、一般には「アクアマリン」の方が浸透していますし、多くの宝石店もアクアマリンを採用しています。

迷ったら、アクアマリンの方を使うことをオススメします。

 

2. 海に関するお話がたくさんある

アクアマリンは海に関するストーリーをたくさん持ちます。

有名なものは、以下のようなお話です。

 

船乗りに恋をしてしまった人魚がいました。しかし、昔は人魚は「不吉の象徴」として船乗りたちに恐れられていたので恋は成就することはありません。

人魚はそれを知っていたので、不毛な恋に涙を流しました。

その涙が宝石となって浜に打ち上げられたものが、アクアマリンなのです。

 

この伝説が特に知られているので、西洋の船乗りたとはアクアマリンを航海のお守りとしたり、海難防止のお守りとして身につけていたそうです。

 

こういった伝説は他にも数多くあります。お守りにはギリシャ神話のポセイドンが刻まれているものも残っています。

 

宝石はこうしたストーリーを知っていると、身につける楽しみも数段上がりますよね。

 

中世ヨーロッパにおいては、貴族たちの間で宝石を鑑賞する会が開かれることがままありました。

アクアマリンはそうした会で人気の高い宝石の一つで、特に夜会において、ロウソクをキラキラと煌めかせる様が好評を博し、「夜会の女王」と言われ親しまれてきました。

 

3. アクアマリンの中で、最高級なものは〇〇

アクアマリンは世界各地で産出しますが、中でも最高級品種とされているのが、「ブラジルのサンタマリア鉱山」で採れる深く澄んだ青色をしたものです。

 

この鉱山は現在枯渇してしまったため、今ではアフリカやアジアでの採掘が進んでいます。

 

また、アクアマリンの中にはキャッツアイ効果が出るものがあります。これらは貴重なので滅多に目にすることがありませんが、宝石店などで見かけた際にはぜひ鑑賞だけでもしてみることをおすすめします!

 

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アクアマリンの宝石言葉

アクアマリンの宝石言葉としてよく知られているものは、以下のようなものです。

アクアマリンの石言葉
  • 勇敢
  • 沈着
  • 聡明

 

アクアマリンのイメージは、やはり海。加えて大きく、何事にも動じない冷静さを秘めた青色は沈着と言う表現はぴったりきます。

 

また、生命の源という意味の海に関しては聡明さだったり、包容力だったりを感じる人も多いようです。

 

アクアマリンはエメラルドと同様に、「石を水に入れ、その水で目を洗うと眼が良くなる」と言われていました。

このように、ヒーリング効果のある石としても知られています。

 

パワーストーンとしてのアクアマリン

パワーストーンとしてのアクアマリンの特徴は、以下の通り。

パワーストーンとしてのアクアマリン
  • 癒されたい
  • みずみずしさを保ちたい
  • 人と上手に接することができるようになりたい

 

特徴としては次の2つです。

1つは、やはり癒し。海水浴などは、もともと治療として行われていたことを考えると、海=エネルギーを充填するという暗示を受ける人が多いのも頷けます。

 

特徴の2つめとしては、人間関係です。これは水に例えられることが多い (水魚の交わり・行く川の流れなど) ことからもわかるように、水は人と人との間を取り持つ様をほのめかしています。

 

人とうまく付き合えるようになりたい人にはぴったりの石ですね!