宝石

シトリンのストーリー・性質の特徴から言葉・意味まで

citrine-titleimage

シトリンという宝石を知っている人は少ないかもしれませんが、ヨーロッパや中南米などではよく知られていて、代表的な宝石の一つとなっています。

日本でも、実は「オパール」と並んで11月の誕生石になっているんです。

 

この記事では、そんなシトリンの性質や石言葉、パワーストーンとしての意味などについて紹介していきたいと思います!

 

シトリンの基本データ

鉱物名 (英語)シトリン (Citrine)
別名、略称黄水晶、シトリン・トパーズ
主な産地ブラジル、ザンビア、チリ
主な色黄色
構造三方晶系
硬度7.0
比重2.6
屈折率1.54 ~ 1.56
光沢ガラス光沢
岩石の成分SiO2

 

シトリンの名前の由来

シトリンの名前の由来は、ミカン科の植物である「シトロン」からきていると言われています。レモンの類縁で、黄色の実は食用になったりします。

 

また、和名の黄水晶は、シトリンが水晶の黄色バージョンであることからきています。詳しくは後ほど説明します。

 

シトリン

トパーズ

シトリンは、トパーズによく似ていることから、中世のヨーロッパなどでは「トパーズ」とも呼ばれていました。

今でもシトリンのことを「シトリン・トパーズ」と呼ぶのはそのためです。

 

シトリンがトパーズと似ているのをいいことに、シトリンをトパーズと言い張って取引をして大儲けをした宝石商の話は有名です。

見た目が非常に似ていることから、現在でも混同されることが多いので、実際に買い物をする際には注意するようにしてください。

 

シトリンの性質

シトリンについて、知っておきたい性質やストーリーは以下の2つです。

の主な性質
  1. 太陽の石と称される “暖かさ”
  2. 水晶の色違い? アメシストとの関係性

 

1. 太陽の石 と言われる「暖かさ」

シトリンは、別名「太陽の石」と呼ばれています。

その理由は、ズバリそのオレンジ色の輝きによるものです。昔の人は、石の内側に太陽のエネルギーをため込んだと思っていました。

 

そのため、この石を持つと温かい人柄になったり、社交的になるという評判がたちました。

観賞用として楽しまれることが多い宝石の中で、ネックレスやブレスレットなどの加工品にして身につけられてきたのもこれが理由の一つとされています。

 

シトリンは、そのほかにも「幸運の石」や「商売繁盛の石」としても知られています。

これは、シトリンの黄金色の輝きを金銀財宝に見立てたことからきているとされています。

 

このため、ヨーロッパなどの国では、「商売繁盛の石」として、アジアを中心とした国々では「財宝を届けてくれる石」としてもてはやされました。

 

現在でも、商売繁盛のお守りや財をなしたいと考える人々の願いを聞き届ける石などとして重宝されています。

 

2. アメシストとシトリンの関係性

シトリンは、水晶(クォーツ)と同じく二酸化ケイ素(SiO2)からできています。水晶のうち、黄色の色が見えるものを、特別にシトリンと呼んでいるのです。

 

同じように、水晶のうち紫色が見えるものをアメシストと呼んでいます。アメシストはシトリンと兄弟のような関係なのです。

 

水晶が黄色に見える条件として、次のようなものが一般的です。

  1. 微量に鉄分を含む
  2. 放射線などの影響でエネルギー的に不安定

天然で発見されるシトリンは①の場合が多く、綺麗なこともあってか高値で取引されています。

 

シトリンの宝石言葉

シトリンの宝石言葉は、次のようなものです。

シトリンの石言葉
  • 社交性
  • 人間関係
  • 自信
  • 生きる意欲

 

全体的に、自分を明るくしてくれるようなイメージを持っている石です。太陽の石という二つ名にぴったりの石言葉ばかりですね。

 

パワーストーンとしてのシトリン

パワーストーンとしてのシトリンには、数多くの暗示があります。ここでは、その代表的なものについて紹介したいと思います。

パワーストーンとしてのシトリン
  • ストレスを和らげる・プレッシャーをはねのける
  • 願いを現実のものとする
  • 人間関係を良いものにする

 

シトリンには、ストレスを和らげるというヒーリング効果が知られています。これは医学的に証明されたものではありませんが、陽だまりのような暖かな空気が、プレッシャーを受けたココロを正常に働かせると感じるのは不思議ではありません。

 

そこから転じて、人間関係を良いものにするというイメージがつきました。「社交性」や「人間関係」という石言葉を持っていることとも関係があるとされています。

 

また、シトリンは昔から願いを叶える石としても知られてきました。これは、「財をなす石」というシトリンの言い伝えが後世に行くにつれて「願いが叶う」と解釈を拡大したのではないかと思います。